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もし、余命半年といわれたら、
今まで生きてきた中で一番良い時間が過ごせそうです。
世界旅行に行きたい!とか、好きな人と一緒に過ごしたい!とか、
アレをしたい!コレをしたい!
そう考えると、人はなんて制約の中で生きているんでしょう。
近い未来の為に、したい事が今は出来ないなんて。
後、命が半年だから出来ることは、
きっと今だって出来るはずなんだけど、
近い未来や遠い未来の為に、
今は出来ない、しない、ことにしてしまってる。
勿体無いですね。
人生で必ず決まっていること。
それは『死』です。
明日なのか、50年後なのかわからないだけ、
でも、明日があると思って生きている、
だから、生きることが出来る。
死を考えると、必然的に生を考えることになるんですね。
どう死ぬか?はどう生きているか?の問いに変わります。
『像の背中』は主人公の幸弘が、今まで出会ってお世話になった
人たちに最後の別れを直接会ってするのだけど、
今まで振り返って自分の人生を締めくくるのか?
まだ経験してないことや、経験し足りないことを、
思う存分やって締めくくるのか?
どちらも出来れば嬉しいけど、
どちらかしか出来なかった場合、
どっちを優先するだろうか?
私は前者になっていると思う。