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『もの言うこと』

ハッキリ言う。
これは優しい子には難しいことです。

嫌なものは嫌。
こう言えない。

言ったら相手を傷つけるかもしれないと思うと言えない。

優しい子は言えないんです。
ずっと我慢してるんです。
でも、我慢は永遠に出来ません。

噴火

という形で姿を表します。

どこで噴火するかはわかりません。
そして、どういう状態で、それが現れるかもわかりません。

直接相手にもの言うなら問題ないと思います。
しかし、それでもやっぱり言えないとなると、
別に何かに逃げるか、もしくは他に当たります。

他人をいじめる。
自分もいじめる。

こうやって人は、どこかに捌け口を見つけます。

優しい子は人をいじめません。
誰かに当たりません。

どこか逃げ場所がある子は逃げます。
では、どこにも逃げ場所が無い子は?

自分をいじめるんです。
自分を傷つけます。

行き場のない子は、自分をいじめる事で、その噴火の処理をします。

大人になっても同じです。
子供だけの話しではありません。

私も昔はもの言わぬ子でした。
可哀想だと思うと、もの言えぬ子で育ちました。

今も逃げる場所がある場合は極力逃げます。
波風を起こさないよう過ごします。
でも、良くないことだと思ってます。

波風を立てないように過ごす事は、何もそこから生み出しません。
相手は付け上がるだけです。

私はいくつか挑戦してみました。
「あなたはこれを乗り越える事が課題です」と、恩師に言われ、ものを言ってみました。

恩師が「こう言ってみてはどうですか?」と言ってくれた、
そのままの言葉でしたが、言ってみました。
すごくスッキリしました。

スッキリもしましたが、後味も悪かったです。
傷つけたかな?と思うからです。
でも、相手は心から謝ってくれました。

結果…。
その人のことを、まだ腹立たしいとは思います。
私は許せるのか?とも思います。

でも、許せるならそっちの方向へ向かっていきたいです。
誰かに腹を立てたり、我慢したりする生き方は、もう良いです。

私…2年前に比べると…ホント変わったなぁ〜。
と、実感するでこの頃です。

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