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『ランチメイト症候群』

ちょっと前に『お一人様』って話題になってましたね。
お一人様専用のカフェやレストラン、焼肉屋さんなんかもありましたね。

その傍ら、一人じゃランチも食べられないという人がいますね。
いわゆる「ランチメイト症候群」ですね。

では、今日はランチメイト症候群について書きたいと思います。

ランチメイト症候群については、検索してもらうと色々出てくるので、
見て貰っても良いと思うのですが、一応記載しておきますね。

ランチメイト症候群とは、一種の精神症状では、
一人で食事をすることを恐れる、または一人で食事をする自分は、
「価値のない人間」なのではないかと悩むことを言います。

学校や職場で一人で食事をするということは、
「その人には友達がいない」ということで、「友達がいない」ということは、
「その人には魅力がない」ことを意味し、
周囲に自分を「魅力のない人間」と思わせると考えるからです。

さらに、「食事に誘って断られることも恥」と恐れるので、
自分から誘うこともできません。

ランチメイト、つまり食事相手を確保できない者は、
一人で食事をする姿を学友や同僚に見られないように、
図書館やトイレなどで隠れて食べることがあります。
ひどい場合は仕事を辞めたり、就職を諦めたり、学校へ行けなくなります。

そこには、孤独に耐える力が弱く、かつ、対人関係を積極的に結ぶ能力も低い、
個人の姿があると言われ、日本の若い女性、
その中でも特に、いわゆる難関校の生徒や、
その出身者に多いといわれ、塾や習い事に追われて、
幼少期に、人間関係をつくる力が養われなかったことが根底にあるとみられています。

日本の女性は特に群れることを好み、
一人でいる時に抵抗を感じてしまう傾向があります。

自分自身を客観視して「自分はどう見られているのか?」を
気に病むことから、ランチメイト症候群は当事者のみではなく、
周囲の人間環境にも起因していると考えられます。

また、このような傾向をもつ者は、単独行動を基本とする者や、
群れずにできる趣味をもつ者などを「魅力に乏しい者」として、
見下すことが多いようです。

このことは、日本の女性の中に多い、いわゆる「おたく」の男性を嫌う傾向と、
無関係でないとの見方もある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

こういう状態のことなんですが、ランチメイト症候群というと、
その当事者を非難する声が高いです。

どうして一人でランチも行けないの?とか、
一人で何もできない、落胆者のような意見も聞きます。

しかし…。その当事者を責める前に考えてみて下さい。

子供の頃から人間関係を形成させて貰えず、
塾や習い事ばかりで、友達とも満足に遊べなかったのは、
その人のせいじゃないと思うのです。

一人じゃランチは食べられないという人が、もし周りにいたら、
一緒にランチをしながら、一人って寂しい事じゃないって話してあげると、
もしかしたら、少しずつ一人に慣れるかもしれませんね。

私の場合、皆で食事をするのは、週に1回くらいが丁度良いって思ってました。
OL時代だった頃の話しですけど。

今はいつも思いっきり一人で食事してますけどね(爆)

毎日、毎日、同じ顔触れで仕事しているのに、
昼時も一緒に食事かぃな?ってな気分でしたね。
なので、週に1度外食するという名目で、同僚とランチしてました。

しかし、毎日、毎日に一緒に食べる集団もあります。
この『ランチ一緒にどうよ集団』に入ると、
抜けるに抜けられないというのもあるようです。
たまに一人で食べたい時もあるし、本を読みながらゆっくりしたい時もあります。

でも、それが無理っ!って状況になる訳です。
私の札幌にいる友人も、この『ランチ一緒にどうよ集団』から、
抜けられず会社辞めましたね(汗)

彼女は揉め事を作りたくない人なので、お断りすることが出来なかったようです。

これはこれで、別のランチメイト症候群なのかもしれませんね。

一人は決して寂しい人じゃありません。
一人を楽しむことが出来ると、二人だともっと楽しいです。
一人で何でもできると行動範囲が広がります。

逆に友達が増えることだってあるんですよ。
一人を楽しめる余裕があると良いですね。

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