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『中庸のバランス』

中庸(ちゅうよう)とは辞書で調べると
「かたよることなく、常に変わらないこと。
過不足がなく調和がとれていること。」とあります。

ひとつの考え方や捉え方に偏り過ぎて、
すべての事柄を「白か黒か?」「0か100か?」というような
極端なものの考え方をする人について、ちょっとお話ししたいと思います。

人の考えは人それぞれだと思うのですが、
やはりこの片寄りがあり過ぎるというのは柔軟性が乏しいですよね。

白か黒で片が付く程、最近の世の中は綺麗に整頓されていませんし、
感情というものを白や黒で判別は付きません。

でも、この中庸のバランスの悪い人は、強迫的に白か黒かを決めたがります。
決めないと気が済まないという状態です。

好きと嫌いにもこれを適用させてしまいます。

好きという感情は「ものすごく好き」という状態。
嫌いという感情は「ものすごく嫌い」という状態。

好意を持っているとか、良い人だと思うとか、
なんとなく合わないとか、苦手な人という、
ちょっと曖昧なニュアンスではなく、嫌いだと思ったら、
全部嫌いになるし、好きになると、全面で愛してしまう。

やはりちょっと偏った感じですよね。

そして、こういう人は、自分のことになると、
白か黒かハッキリしない人が多いのです。

感情を白黒付けるのは上手なんですが、
自分がするべき事、したい事、しなくてはならない事、こういう事には曖昧で、
どっちつかずな優柔不断さも持ち合わせているのが特徴です。

あの人がこう言ったら、私もそうするとか、
あの人がこういう態度だから、私がこうなったとか、人のせいばかりです。

恋愛でも、自分が何をしたいのか?
自分は何を望むのか?自分はどうしていきたいのか?
こういうものをしっかりと持っていないのです。

そして持っていないので、当然行動にも出来ませんし、
今の状態に満足していませんから、不満ばかりが増えてしまいます。

これでは、上手くいくものもいかず、
自分は疲れ果て、何もかも面倒になり、
最後には投げやりな態度になってしまいます。

まずは自分は何が良くないのか?ここをさぐる。
そして、自分はどうなれば良いのか?これを考える。
残りは行動あるのみです。

この3点セットをこなさない限り、
自分の望むしあわせは手に入りません。

こーだったら良かったとか、
あーだったら良かったと望むのは良いですが、
なぜそうならなかったのか?
なぜそう出来なかったのか?

これを人のせいにせず、しっかりと考えて、
次に行動することだと思います。

人のせいにもせず、自分のせいにもせず、
ただ黙々とそれを乗り越える為に行動をすることで、
先に見えてくるものがあります。

見えてくれば、後はそれを掴み取るだけです。
見えてもいない、見ようともしてない、
この状態で「私は不幸だー!」と叫んでいても、
それはただの不満傍観者に過ぎないのです。

引き寄せの法則で、人の行動の結果は必ず自らが引き寄せています。

あ〜失敗するなぁ〜と思っていたら、必ず失敗します。
絶対に成功すると思っていると、必ず成功すします。

自分に自信がないと、成功する!と心から思えません。
自分への自信は、行動しかありません。
黙っていても自信は湧いてきません。

行動できないと悩む前に、行動するんです。
行こうかな?やめようかな?と思ったら行く。
やろうかな?やらないかな?と思ったらやる。

本当にこれしかありませんよ。
これしか・・・ないんです。

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