スポンサードリンク

『イヤなことからは逃げられない』

日常的にイヤなことってあります。
イヤな人もいれば、イヤなことを言われることもある。
イヤな仕事もあれば、イヤな時間を過ごすこともある。

これをイヤだからといって逃げていると、
いつの間にか自分の周りにはイヤなものだらけになります。

イヤなことをひとつひとつ対処していかないと、
もっとイヤなことになってしまいますよ。

イヤなことといっても色々ありますが、
わかりやすい所からいくと、イヤな人。

大抵の人は、イヤなことがあると自分を抑制して、
我慢して生きていますが、抑制してない人は、人から何かを奪ったり、
人を利用したり、または人を苛めたりすることで生きている人がいます。

こういう人は最初は良いことを言ってきます。
「あなたの為に」とか「君がそういうなら」とか、
「あなたが心配だ」とか「君を守る」とか。

大した人間関係も出来ていないうちから、
こういうことを言う人は、注意した方が良いでしょう。

言葉だけで信頼関係が結べると思ったら大間違いです。

でも、寂しい人はこの優しい言葉に弱い。
「好きだ」と言われたら、好きでもないのに付き合ってしまう。
「大事だ」と言われたら、それだけで本気にしてしまう。

本当に好きなら、本当に大事だと思うなら行動に出ます。

言葉じゃなくて、行動で自然と出てきます。

好きだと言ったり、大事だと口ではいうのに、
二人で歩いてる時に、どんどん先に行ってしまうなんて、
どう考えても大事にしているとは思えません。

後ろで彼女が車に轢かれてても、気がつかないじゃないですか。

寂しい人は、行動を見れない。
言葉だけに騙されてしまう。

歯が浮くようなセリフにうっとりして、何も見えなくなっていってしまいます。
相手の行動をしっかり見れば、相手がイヤな人か、そうじゃないかがわかります。

人を見ることで、自分の人生の厚みが出てきます。
同じような人に出会っても、「あ〜この人は」と、気が付くので、
イヤなことが減ってきます。

寂しい、寂しいと思っている人は、同じような人に、
また引っかかって、同じイヤな思いを繰り返します。

しあわせになりたければ、不安に耐えることです。
寂しさに耐えることです。 寂しさからくる人間付き合いは、何も生みません。

寂しいなぁ〜と思ったら行動する。
他のコラムにも、たくさんこの事には書いてきています。
普段と違う事をする。小さなことも継続してく。
そういうことを繰り返していくうちに、寂しいという気持ちは減ってきます。

そして、まず何より大事なのは、自分は寂しいと思う人間なんだと知ることです。

人は誰でも寂しさを抱えていますが、これに対応できている人は、
寂しさから人間関係を作りません。
ちゃんと相手を見て、自分と合う合わないを決めています。
寂しい人は誰でも彼でも人間関係を作ろうとして、最後に利用されてしまいます。

自分をまずは知ること。
そして相手を見ること。

こうしていけば、さらに寂しい思いはしなくなりますよ。

MENU

Copyright (C) 2007 梓の『しあわせ』処方箋. All Rights Reserved.