スポンサードリンク

『基準がないと頑張る過ぎる』

仕事にしろ、恋愛にしろ、勉強にしろ、人間関係にしろ、
対個人であるにしろ、対他人であるにしろ、
基準というものが、人それぞれあるはずです。

自分が無理をしないで、出来る範囲という枠のことです。

無理をして疲れ過ぎてしまう人や、無理をして燃え尽きてしまう人は、
この枠の基準が、無い場合があるので、ちょっと確認してみましょう。

A子さんは、会社で書類の作成を頼まれました。
上司はA子さんに、「この書類、いつまでに出来る?」と聞かれました。

A子さんは答えることが出来ません。
逆に「いつまでに必要ですか?」と問い返しました。

こんな場面はよくありませんか?
実は、私もそういうことがありました。
自分の範囲が見えてない状況です。

無理してやって出来ないことはないので、
なるべく相手の欲求を満たしていれば良いだろうという考えだったので、
OL時代は、こんなやり取りをしていた事が多かったです。

さて、以前の私を含め、この範囲の基準がない場合、
かなりやり過ぎてしまう事が多いです。

無理をしてしまう訳です。

無理をしても、「終わったー!」と自己満足するのなら良いですが、
上司に「はい。ご苦労さん!」の一言で済まされるのは、
何だか腑に落ちないと感じるのならば、
自分の基準がわかってないのかもしれません。

基準が持てない為に、「明日中までには出来ます。」が言えないのです。
上司に「今日中に出来ないの?」と言われると、
自分が出来そこないのような気がするんだと思うんです。

でも、自分の基準があれば、出来るものは出来るし、
出来ないものは出来ないと、ハッキリ言える訳ですね。

最近のサラリーマンの鬱って、
こういうところから来てるのではないかな?と感じています。

自分の基準がわからないから、とにかく仕事を引き受ける。
引き受けた以上は、会社での立場もあるのでやらなきゃならない。

でも、いつも頑張り過ぎる結果になる。
疲れ果てる…うぅ〜〜ん。鬱になる。

こんな感じです。

他人の基準と、自分の基準は違って当たり前なのですが、
それを同じようにしないと、評価が下がるとか、
嫌われるとか、そういう判断をしてしまうんですね。

会社、特に営業などの営利を目的とする部署の人は、
頑張らないと評価が下がります。なので、無理をしがちです。

無理している人ほど、認められたいと思っているのかもしれません。
他人の評価を気にし過ぎているのかもしれません。

自分の基準って、自分以外の人は知りません。
無理することが、美徳みたいな風習がありますが、それで鬱病になるのは、自分です。

今、無理してるなぁ〜と感じている人は、
少し基準を狭めてみてはどうでしょうか?

今まで出来てたことをしなくなるというのは、嫌な感じがするかもしれませんが、
本当に鬱になっちゃう前に、自分の基準をもう一度、確認してみて下さい。

MENU

Copyright (C) 2007 梓の『しあわせ』処方箋. All Rights Reserved.