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ちょっと機嫌が悪いとか、ちょっと何か問題があると、
大袈裟に騒いで、クレームを言う人をクレーマーといいます。
しかし、私が最近思ったのは、クレーマーよりも、
２ちゃんねる等への書き込みをする人の方が、
よっぽど、問題なのではないか？という事です。
クレーマーはクレームを付けはしますが、自分の正体を明らかにしてます。
店先で怒ったり、怒鳴ったりするのですから、顔もわかるし、
いざとなったら名刺も差し出すつもりで言っているのでしょう。
でも、２ちゃんねるに書き込んだり、ＴＶの前で透明人間になった状態で、
クレームを付けたり、文句を言う人たちがいます。
過去に、イラクで人質になった人たちがいましたね。
あの時、国がお金を出して救出するかしないか？という問題で、
相当な数の透明人間たちが、あちこちに出没しました。
そして、北朝鮮の拉致事件の時にも、同じようなことがありました。
被害者の家族や、その関係者に抗議の電話やＦＡＸを送りつけるのです。
その内容は、一部報道されたのを聞きましたが、聞くに堪えない悪意の固まりでした。
この透明人間になっている人たちは、まず表に出てきませんね。
匿名だから、感情を表に出すのであって、
顔を出したり、名前を出してまで、自分の感情を出しませんね。
自分を隠して、自分を主張するという、厄介な人たちです。
やっている事は、非常に矛盾しているのですが、多分、本人は気がついていません。
本当の自分は知られたくない＝自己評価が低い
自分の意見（怒り）を言いたい＝怒りの衝動が抑えられない
どうしてこんな風になってしまったんでしょう？
本当の自分を出せる場所が、ここだけという考え方が出来ます。
自分を出せる場所が無い人というのは、とにかく孤独です。
家族がいようと、親がいようと、妻がいようと、孫がいようと、
孤独な人生を送っている人たちです。
分かり合えず、拒否され、否定された結果、
どこにも自分を出せないで苦しんでいる人たちです。
苦しみはやがて怒りに変わり、恨みに変わり、出口を探して彷徨いますが、
自己評価が低いので、思うように出せません。
最終的な出口は、透明人間になって悪意に満ちた状態で吐き出されます。
嫌なイメージを受けますが、可愛そうな人でもあるんですね。
自己評価が低い理由には、自分を受け入れて貰えなかった過去があります。
それ以外にも、自分のためにエネルギーを使わないで、
人のためにエネルギーを使い果たしてしまい、
結局は、何のご褒美も貰えなかった為に、暴君化してしまったとか。
様々ではありますが、事実こういうことは頻繁に起こっている訳です。
自分に自信がないということは、大人になればというか、
年をおえば負うほど、益々自信を喪失し、益々暴君化してしまいます。
自信は何度も言ってますが、自分が行動することでしか生まれません。
他の心のコラムを読むと、たくさん出てきますので、
参考にして貰えればと思います。