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相手から、いつもなんとなく責められているような気がする。
相手の機嫌が悪いと、自分が何かしたのかと気になる。
相手が自分の為に何かを犠牲にすると、愛されているような気になる。
常に『罪悪感』を抱えて生きている人たちです。
罪悪感を抱えて生きている人というのは、被責妄想を抱えています。
責められていないのに、責められているような気がするのは、
さまにそのせいなのです。
こうなると、誰にでも好かれようとします。
自分の好きな人、嫌いな人に関わらず、
誰からも好かれたいし、いつも誉められたいと思っています。
誉めることを相手に欲求し、犠牲的献身を求めます。
普通の人は、この欲求のすさまじさに逃げ出します。
尽くしても、尽くしても、相手の欲求が止むことがないですし、
段々とエスカレートしていくのですから。
被責妄想に囚われた人の周りには、本当に優しい人がいません。
この欲求に応じるのが優しさではないからです。
優しくして良い相手と、優しくしてもツケ上がるタイプがいますが、
まさに被責妄想の人は、このツケ上がるタイプの人なのです。
なので、被責妄想の人の周りには、利用しようと思うような、
ズルイ人たちばかりになります。
本当に困っている時には、誰も助けてくれないでしょう。
でも、それは被責妄想の人の欲求の強さから生み出してしまったのです。
被責妄想の人はいつも責められていると感じてしまうので、
安心して生活していけません。
いつどこにいても、誰と一緒にいても、一人でいても、
常に不安な状況で生きていることなります。
人から好きになって貰いたいと思って、人に優しくしたり、
人の言うことを素直に聞いたりと、一生懸命にしているのに、
どうしていつも責められなきゃならないの!と段々それは怒りに変わります。
自分を責めていない人たちに向かって、
今度は自分が責めるようになってしまいます。
被責妄想の人を責めていなかった人たちは、
この人がいつも不愉快でいることが嫌になります。
そして離れていってしまいます。
最後に被責妄想の人の周りには誰もいなくなってしまいます。
被責妄想の上に、さらに周りに人がいなくなってしまう。
最後は孤独な人生だけです。
どうしたら被責妄想を持たなくなるか?
これは自分に言い聞かせるしか方法はありません。
自分は誰にも責められていない。
自分は誰にも嫌われていない。
自分は生きる価値がある。
自分はここにいて良い。
自分は安心して生きる価値がある。
安心してここにいて良い。
こうやって、何度も何度も繰り返し言い聞かせることです。
100万回言い聞かせて、さらに100万回言い聞かせて、
もう一度100万回言い聞かせることです。
脳の思考回路を変えるという作業は、これ以外に方法はありません。
嫉妬しないでおこうと思っても嫉妬してしまうような、
どうにもならない自分の心の思考回路を変えるのです。
半端なことで変わる訳がありません。
これでもか!というくらい言い聞かせて、さらに100万回言い聞かせることです。
マイナス思考の脳の回路を、0の地点までもって来られるだけで、
ものすごいことを成し遂げたと思って良いでしょう。
自分で自分を評価するに値することです。
マイナス 0 プラス
こういう範囲があります。
今、マイナスの人は、0に近づける努力で良いんです。
マイナスがいきなりプラスになることはありません。
かならず、0の地点を通り越してプラスの領域に入ります。
焦らずプラスの思考回路を手に入れましょう。