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一組の男女が起こす問題には、様々な要因が絡みます。一組だと思っていたのに、他の男女が介入する場合や、経済的な理由や、社会的立場によるものなど、様々ですが一番多いのは相手のことが信じられなくなったというものです。
信頼関係が崩れてしまったことで、恋愛関係もそれが修復できずに終わってしまったり、また修復の仕方がわからず、途方にくれてしまっていたりと、とにかく問題が尽きることはありません。
男女というのは別の生き物だというくらい、考え方が違ったり、価値観の違いがあったり、育った環境が違う為に起こる問題もあります。どうすれば信頼関係を築くことができるのか?そして、どうやったら恋愛が上手くいくのかを解説したいと思います。
以下の事例をもとに、問題のある恋愛関係を分析してみましょう。
既婚者と付き合って3年になります。私は20代後半、彼は30代後半です。彼には子供もいますし、離婚するつもりは無いと思います。私も結婚願望がある訳ではないので、結婚して欲しいとか、奥さんと別れて欲しいとは言った事がありません。
ただ、最近私たちの関係を奥さんに勘ぐられているようです。まだ、彼と付き合う前、彼が自宅にいるところに、私は仕事の用件で個人の携帯を使ってメールしたところ、携帯チェック魔の奥さんに見られたらしく、内容は仕事の内容だけど、どうして個人携帯なのか!と問い詰められたそうです。
実際に付き合い出したのは、それから半年以上も後のことなのですが、奥さんは勘ぐってきているようです。私は、彼の家庭を壊すことを考えている訳でもなく、彼も離婚するつもりはないと思うのですが、今ただ何となく一緒にいて楽しいから一緒にいるという感じです。
奥さんのこともあるし、潮時かなとも思う反面、彼の事が好きという気持ちもあり、なかなか踏ん切りがつきません。いずれは別れることになるとは分かっているのですが、なかなか行動に移せないです。どう考えていけば、この関係を清算し、前向きな気持ちになれるでしょうか?
不倫という関係はずっと昔から存在している関係です。昔は妻が結婚しているにも関わらず、他の男性と付き合ったりすると、死罪になっていました。現在はで、そこまでの法律はありませんが、やはりそれなりの責任を取らなくてはいけない法律があります。
まず、片思いであったとしても既婚者を好きになってしまう事はあります。これは感情論として、どうしても有り得ることです。ただ、人間には感情の他にも理性というものがあります。好きだけども結婚しているのだから・・・と理性が働くか、働かないかは個人差があるようです。
男性は種まきを主とした働きをする生物です。女性はその種を育てる畑を持つ生物です。これを考えただけでも、違いは随分あります。子孫を残そうと思う男性は理性で浮気や不倫を抑える他にありません。しかし、女性は訳のわからないタネを植えるのは怖いはずです。年に1度しかタネを育てることが出来ないのですから、どんなタネかわからないものを育てる気には、なかなかなれるものではありません。
不倫という関係は、人の不幸の上に成り立つ行為だということを肝に銘じるしかありません。例え、彼の奥さんがとんでもない悪妻だったとしても、それはその夫婦の問題であって、不倫相手が関わる問題ではありません。家族という単位の中に、部外者である不倫相手は介入できないのです。
不倫をされている多くの人は、いつか終わらせなければならないと分かっていながらも、感情だけで行動に出てしまいます。終わらせるというのは、不倫関係の人と別れるという方向と、離婚して貰うという方向の両方のことです。どちらも誰かが悲しむ結果になることは、お分かりになると思います。
結婚は法律で決められたルールがあります。子供がいる場合、両親は子供を成人まで育てる義務がありますし、一度、法律で決められた契約を交わしているのですから、簡単に離婚できるものではありません。今、一緒にいて楽しいというのは、本当に今だけの話で、結果最後は誰もしあわせになれないという状況になってしまいます。
そして、不倫をしているということは、今後も不倫をする可能性のある男性と一緒にいるということです。お互いに、今が楽しければ良いという状況で付き合っているのでしたら、あまりにも身勝手ですし、自分の人生を安易に考え過ぎています。自分の未来を不幸に仕向けているのは、自分だということに気がついて下さい。
彼が離婚して、結婚したいと言っているような場合でも、本当に愛情があるのであれば、先に離婚をしてから、恋人同士の関係になるはずです。そういう手順を踏まえない人は、人生を安易に考えている証拠です。こっちの家が古くなったからといって、別の家に引越しをして、古い家をそのままにしているのと同じです。
将来の自分のことを考えれば、不倫はしないはずです。自分もしあわせになれなければ、相手も、相手の家族も不幸にしてしまうのですから。自分の人生を大切に思うなら、きっぱりと別れて自分のしあわせを、もう一度考えてみて欲しいと思います。